砂糖が固まってしまったら

皆さんは台所に置いてあった砂糖が、いざ使おうと思った時に固まってしまっていて、使いづらかった経験などありませんか?スティックシュガーを 半分だけ使って、折り曲げてとって置いて、忘れたころに使おうとしたら、固まっていて出なかったとか!たぶんほとんどの方が経験していると思います。

固まる原因・・・ それは水分乾燥で す。買ってきたばかりの開封直後の砂糖は、グラニュー糖なら“サラサラ” 上白糖なら“しっとり”ですよね。砂糖は非常に吸湿性が高く、空気中の湿気を吸 収すると、結晶の表面が溶け蜜状になります。それが乾燥すると接着剤が固まるかのように、結晶どうしが、ガッチリと固まってしまうのです。日々の湿度の変 化によって起こってしまうのです。

 固まりづらくするには・・・湿度(湿気)の変化に影響されにくい、密閉できる容器などに移して保管すると固まりづらくなります。ガラス瓶で蓋にパッキンが付いているものなんかはベストですね。他にもプラスチックの容器で密閉できる容器に入れて保管すると良いでしょう。

 柔らかく “サラサラ” にするには・・・ここで私の失敗例ですが、プラスチック容器の中で固まってしまった砂糖を、カレースプーンで、“ガリガリガンガン”と崩していたら、つい力が入り過ぎて容器にヒビが入ってしまい、ガッカリした事がありました。皆さんは、そんな経験ないでしょうか?

①料理に使用する分に限りますが、霧吹きなどで蒸発してしまった水分を足してやれば、再び柔らかくなります。ただし、その後乾燥してしまうとまた固まってしまいますので、あくまでも料理に使用する分に限ります。

② 電子レンジに1分程かけてレンジから出し広げて乾燥させれば、“サラサラ”になります。結晶の間にあった微量の水分が暖められ、固まりがゆるむのです。但 し、水分を多く含む砂糖をあまり長くかけると、溶けてしまいますので注意して下さい。また、水分量によっては高温になり火傷の危険がありますので、素手で は触らないで下さい。

店長宮崎より、、、、、、、、

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