料理“さしすせそ”の原則

料理の“さしすせそ”とは、和食を作るときの基本の調味料です。さ:砂糖、し:塩、す:酢、せ:醤油、そ:味噌ですが、実はこの順番、昔から美味しい料理を作るための調味料を入れる順番でもあります。

砂糖は浸透するのが遅いため、最初に入れて味をしみこませます。また、素材を柔らかくするので他の調味料の浸透をよくします。塩は浸透圧の作用で水分を外 に出し、素材の表面を硬くするので砂糖の次となります。酢・醤油・味噌は最初に入れてしまうと、せっかくの香りが飛んでしまうので最後にいれます。

あなたの料理はどのような順番で調味料を入れていますか?これはあくまでも原則です。素材の性質と調味料の性質を理解した上で、上手に調理する事がいい味を引き出すポイントです。

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